秋の気配

その道は、JRの駅徒歩圏なのに、斜面が住宅に覆いかぶさるように翳っていて、なんとなく寂しげな道。通行人も足早で、バス停を過ぎるとまばらになってしまう。

そんな道端で見つけた、秋の気配。

パワーストーンか、恐竜の卵のような、不思議な色合いが可愛らしい。

約束の時間を過ぎそうなのに、思わずパチリ。一体、何という草なんだろう?

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まるでニースのような

車で30分ほどの湘南の海で、まるでフランスの田舎か地中海沿岸にいるような気分に浸れるところ。

幹線道路から近くて、おしゃれな灯りが目の前に見えるのに、狭くて足場の悪い坂道を登っていくところが、意外。

テラス席は夕方の潮風に吹かれて、暮れゆく海を眺めつつ、海外にいるような錯覚を覚える。

おいしいイタリアンを味わいながら、いつまでも語らっていたくなる。素敵なレストランだったなぁ(^.^)/~~~

アマルフィイ デラセーラ

食べログアマルフィイ デラセーラ

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今週のお題「2011年、夏の思い出」夏の海と山

この夏の思い出は、やっぱりドライブでしょう!

片道7時間(休憩込み)かけての帰省や、湘南・江の島のドライブは、狂気を内包した夫から解放された夏の思い出としては、さわやかで爽快なものだった。

東名の渋滞にはウンザリしたけど、富士五湖道路の景色の美しさは娘も歓声を上げていたし、中央道は懐かしかったな。次回は諏訪湖のサービスエリアで温泉に入ろうか(笑)それとも、秘湯めぐりでもしようか。。。

長年気になっていたけど、新幹線で帰省をすると足がなくて行けなかった、松代温泉にも足を延ばせたことは収穫だった。

この濁った感じがすごく身体に良さそう!!昭和初期にタイムトラベルしたみたいなさびれた雰囲気もたまらない。

f:id:a-ka-tsuki:20110828093522j:image:medium:leftf:id:a-ka-tsuki:20110828093521j:image:medium:leftもちろんお肌もつるつるに(*^^)v

日常のことも大切だけど、仕事や調停や子育てから解放されて、充電とリフレッシュできたひと時を持てた。感謝だなぁ。

しかし、山の麓のさびれた秘湯もいいけど、やっぱ今時のアラフォーとしては、海を見ながらゆっくりのんびり優雅に…っていうのがベスト。

f:id:a-ka-tsuki:20110828093518j:image:w360:left 今、自分がここにいることを誰も知らない…っていう思いが、日常の煩雑さに距離を作れて、解放感と安堵感に繋がり、自分を取り戻せたような気がする。

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『パーク・ライフ』と『悪人』

GWに映画『悪人』のDVDを見たことはブログにも書いたような…。とってもよかったので、原作も読んでみた。

悪人

悪人

映画は原作にもの凄く忠実に創っていたんだ~と、思ったのと、作者:吉田修一が「すごく上手だなぁ~」と思った。

母親に捨てられた過去を持つ孤独な青年が、自分に冷たい仕打ちをする女に対して、抑えきれないほどの激しい怒りをぶつけるところ、とか。なんの説明もないけど、人物の心の動きが分かるし、共感できる。また、どの人を取り上げてもどこかに居そうな…自分の中にもそういう要素がありそうな…。だからこそ、「悪人」というタイトルに考え込んでしまう。

また、『パーク・ライフ』もこのタイトルの意味と内容の関係は・・・?と考えてしまう。

パーク・ライフ

パーク・ライフ

公園で知り合った名前も分からない女が、「よし。……私ね、決めた」とつぶやいたのは、

昨今の公園のように隅から隅まで整備されて、その場限りの浅い関係しか持てない都会の生活を後にして、

故郷の田舎に帰ろうとしたんじゃないかなぁ。

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サムシング・グレート

理科の先生が図書の係である私に、図書室にこの本を入れてくれと、リクエストしていたうちの一冊。

「導入に使うんだ。よかった。これで授業ができる」と喜んでいた。そして「すぐに読めるから読んでごらん」と。

葉祥明の絵も好きだけど、すべての生命の進化(進化って言葉を使っていいのか、分からないけど)に「サムシング・グレート」という何か大きなもの、絶対者の意思を感じているところが素敵。

今、日本で最もノーベル賞に近いと言われている一流の科学者が、科学万能ではなくて、そういうものを感じている!

何かに真っ向から真剣に向かい合うと、神様に出会えるのかしら…。

別の著書では…

生命のバカ力 (講談社プラスアルファ新書)

生命のバカ力 (講談社プラスアルファ新書)

ポジティブシンキングによって、よい働きをする遺伝子がONになったり、またその反対のことが起こったり…という仕組みのことが書かれている。

身体に起こることは、すべて遺伝子に書かれていることだが、そのほとんどは働いていない。ネガティブな遺伝子はOFFにして、プラスの遺伝子はONにするためには、前向きなプラス思考が大切!ということが、繰り返し書かれていて、こういう考え方も大好きだなぁ。。。と思った。

(ちょっとまだ、読んでる途中だけど…読み終わる前に休みが終わってしまいそう)

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『聖書物語』

長らくブログを放置してしまい、ちょっと残念。

落ち着いて色々できるはずの夏休みも今週限りなので、休み中に読んだ本くらいは残しておこうと思い立った。

まず手始めに、図書室にあった4冊の漫画と絵本。

手塚治虫の漫画『聖書物語』1~3は旧約聖書の、天地創造(1巻)と十戒(2巻)、イエスの誕生(3巻)が描かれている。

ちょうど今、教会で出エジプト記を読んでいるので、その予習になって分かりやすかった。ここ数カ月の自分の生活の変化を、「出エジプトみたいだ」と思っている私。「そうか、イスラエルの民が奴隷生活から解放されて、カナンの地に辿り着くまでには長い苦難の道のりがあったのか…。」←すぐに着いたのかと思っていた。

自分もカナンの地に辿り着くまで、頑張らねば…と、もうすぐ始まる休み明けの怒涛の日々を思った。

手塚治虫の旧約聖書物語 1 天地創造 (集英社文庫)

手塚治虫の旧約聖書物語 1 天地創造 (集英社文庫)

もう一冊は、心にジーンとくる日本のキリシタンたちの悲しく切ない殉教の姿が描かれた絵本。堂々と教会に通えることを感謝したくなるし、生きることのギリギリの状況で、純粋に神様に祈る姿に心打たれる。

[rakuten:book:13018657:detail]

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ちょっと素顔が見えてきて

よく訓練された素直なお子たちの担任になった…と思っていたのに、腑に落ちないことがしばらく続いたと思っていた。どうも、お子たちの素顔が見えてきたらしい。

柔らかくって、自己中心的で、繊細なくせに強がって

甘えたいし、認められたいのが、満たされなくってイライラしている

という感じは、程度の差こそあれ、前任校のお子たちと似たようなものかもしれない…という気がしてきた。

(自己中な偏りがなく、研ぎ澄まされていたり、満足しきってすくすくしている感じがするお子が多いのがいいところかな。)

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ちょっと前から、遅刻が多くて男子の群れから外れがちで、時にはキツイことも言われていて、いつも寂しそうな顔をしている少年NH君のことが気になっていた。

先々週の学活で、騎馬戦の組を作る時、

彼と、いかにも外されそうな子の二人が洩れていた。

気のよさそうなグループに頼んで入れてもらったのだが…。

その時彼は「俺、当日休んでもいいかな?」と言っていた。

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その騎馬戦のグループではどういう経緯だったのか知らないが、後から入ったはずのNH君は、昨日の練習の時から騎馬に乗る人になっていた。

体育祭の今日、一番身長が高いはずの彼が騎馬に乗っていて、相手方の帽子をいくつか取っていた。

元々背が高くて運動もできる彼は、走る方でも活躍していた。

体育祭が終わった時には、清々しい笑顔が見られるようにもなっていた。

クラスは淡々としていて、盛り上がっているのかいないのか、イマイチ分からない感じもあるのだが、

ま、私的には嬉しいものがあった。

f:id:a-ka-tsuki:20110601211720j:image:medium:leftどうも、昔から私は、変わっていたり、嫌われたり、外されたりする人や物やことが、気になって動く習性があるような気がする。

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きつつなれにし

去年の自分をずいぶん遠く思う。

はるばるきぬる旅をしぞ思ふ

(つまは無いけどね(-_-メ)

去年の今頃はブログで、生徒に「しねしね」言われた愚痴をこぼしていたり…していたものだった。

今はそんなことは全然ないけど、でも、愚痴をこぼす余裕も全然ない。

転任したばかりで、大規模校の3年の担任。

右も左もわからない大校舎を右往左往しながら、行事の準備とか、修学旅行とか、いろんな事件の対応とか・・・

家にいれば家事は山のようにあるし・・・

いつも張り詰めていて、いつも誰かに気を遣っていて、それでもまったく足りないことだらけ(と、感じる)今日この頃。

4月は心ひそかに

一日でいいから、何にもしないでボーっとしていたい…と思っていた。

しかし


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不登校の少女のお家を訪問した帰りに、ふと、この海辺の景色が胸に迫ってきて、ずいぶんと懐かしいような愛しいような気持ちになった。

こんな風にドタバタしながらも、ここに腰を据えてやっていくんだなぁ~という、未来に向けての感慨のような不思議な気持ちだった。

遠くまで来たけど、それはそれでいいじゃないか。

自分を覆っているものも、くたびれて、だんだんと着心地良くなって慣れてくるものさ。

目的のある旅は、何が起こるか分からないし、忙しいものだから、過去を振り返る余裕はないのだよね。

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黄色いバラ

昨年の11月に愛車を車検に出したときに、HONDAのお店から小さなバラの株を二鉢貰った。

それが、ここ最近の気候ですくすく伸びて、可愛い花を咲かせている。

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このアパートに越して来てから、一鉢は御ことばの前、もう一鉢はベランダの隅に置いた。

ベランダの隅のは根ぐされをおこしてイジケ始め、御ことばの前においた方は次々に蕾が開いていく!

すごい。

バラの後ろの御言葉の額は、受洗の際に頂いたもの。

「父がわたしにお与えになる者は、みなわたしのところに来ます。

そしてわたしのところに来るものを

わたしは決して捨てません(ヨハネ6章37節)」

手前の額はクリスマスの贈り物。

「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。

たじろぐな。わたしがあなたの神だから。

わたしはあなたを強め、あなたを助け、

わたしの義の右手で、あなたを守る。

(イザヤ41:10)」

どちらも、離婚と引っ越しの準備を密かに進めながら、不安や恐れや緊張や呵責を鎮めてくれた大切なものだ。

イジケテいるバラの鉢も、御ことばの額の前に並べてあげればいいのかしら。

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お花見

お家でごろごろしているだけではない。

本当は、10日から行く修学旅行(引率)の荷物の準備もしなくちゃいけないし、掃除機も買いたい。

旅行中に主婦として来てくれる母へのフォローもやっておきたい。

時間のある時に教材研究をしておくと、落ち着いて授業ができるし、テスト問題作成も見越して考えられる。

ウサカメとテツに必要な、参考書とか体操着とかのチェックも疎かになりがちなので、時間のあるときにやっておきたい。

ホントに色々あるんだけど、ま、それは、それ。

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考えとしてまとめておくと、動きながら、隙間の時間でできることもあるし、

できなかったらそれは必要性の低いことだったのだと割り切って、また、次のやるべきことリストにまとめておけばいい。

…と言う訳で、時にはお花見。

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